ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008終わる: ツァハリアスさんとローザンヌ室内管弦楽団
今年も最終日の最後のコンサートを聴いて来ました。Aホールで8時から開演予定のクリスティアン・ツァハリアス指揮・ピアノのローザンヌ室内管弦楽団によるシューベルト/ウェーベルン: ドイツ舞曲D820とベートーベンのピアノ協奏曲第2番です。
最後の演奏会のためか開演が10分少々遅れました。クリスティアン・ツァハリアスさんが通訳の女性を伴って現れ、おもむろにピアノ独奏でシューベルトの原曲1〜3曲を引いた後にウェーベルンの管弦楽用の編曲1〜3曲、シューベルトの原曲4〜6曲を引いた後にウェーベルンの管弦楽用の編曲4〜6曲を弾きます、と説明して演奏が始まりました。普通はないスタイルで演奏してもらえると知って、私も含め聴衆は大いに喜びました。
ウェーベルンがシューベルトの編曲をするなんてなんだか不思議な気がしましたが、その編曲は無調とか12音音楽とかには関係がなく、ごく普通に心地よく聴けました。
さて、次のベートーベンのピアノ協奏曲第2番は、さすがにすばらしい演奏でした。演奏されることの少ない曲ではあると思いますが、プログラムにあったように、やはり第3楽章が楽しく聴けました。
その後に、また通訳の女性を通して、シューベルトの音楽祭だからシューベルトで終えましょうとツァハリアスさんが説明し、アンコールとして交響曲第2番の第2楽章が演奏されました。私は初めて聴く曲で、のどかな変奏曲(?)といった感じでした。音楽祭を締めくくるにはふさわしい曲だったと思います。
アンコールが終わったあとには拍手が続きました。私を含め、聴き手は大いに満足していたと思います。ひとしきりの拍手のあとにオーケストラが退場し、それでも拍手が続いたために、ツァハリアスさんとオケのメンバーすべてが再度舞台に戻って来るという、普通はお目にかかれないような情景が展開されました。
最後はオケのメンバーがさようならと手を振りながら退場していきました。う〜ん、こういう交流ができるのがラ・フォル・ジュルネのいいところなんだよな、と思いつつ、国際フォーラムを後にしました。来年がまた楽しみです。
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