若年のブラームス
フランソワーズ・サガンが昨年の9月24日に、その訳者として有名だった朝吹登水子さんが今年の9月2日に亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。
二十代の頃、朝吹さんの訳されたサガンの小説を立て続けに何冊も読んだことがあり、そのときに「ブラームスはお好き」も読みました。しかし、今ではこの小説がどんなあらすじだったかさえ思い出せません。サガンの小節は、ほろ苦い読後感が共通していて、かわりばえがしない、というのがその当時の感想でしたが,今読み返せば違うのかな?
それはさておき、この「ブラームスはお好き」というタイトルはぴたり決まっていて、とてもうまいですね。例えばこれを「ブルックナーはお好き」とか「マーラーはお好き」と言い換えてみると、何か落ち着きません。個人的には、むしろ後の二人のほうに熱くなってしまったことがあるのですが。
聴く人を熱くさせないのがブラームスの音楽の良い点なのかも知れません。ロマンティックって、この人の第4番あたりの交響曲に最もよくあてはまるフレーズのような気もします。
先日の作曲家文字絵クイズ Part IIIの答えは、そんなブラームスの若い頃を美化? したイメージでした。 コメントをどうぞ
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