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2005年9月 3日 (土)

手描き文字絵の可能性 : 文字絵研究所のめざすところ

 このブログでは、「文字の字画を活かして描いた手描きの線画」のことを文字絵と呼んでいます。広辞苑や大辞林などの国語辞典でも、文字絵は手描きの文字遊戯というように説明されています。その代表的な例が、「へのへのもへじ」や「ヘマムショ入道」です(「手描き」か「手書き」かについては、また別稿を書きます)。
 しかし、今では文字絵と聞くと、パソコンや携帯で使われる顔文字やアスキー・アートのことを思い浮かべる人が多いようです。さらに、これらを文字絵ではなく、絵文字と呼ぶ人のほうが多いかもしれません(ちなみに、文字絵研究所という名前は、よく絵文字研究所と間違えられます。さらに、フフッと含み笑いされたりします。「何を研究するのかしら?」)。
 このように、文字絵、あるいは絵文字と聞いても何を思い浮かべるかは人によってさまざまです。そこで、誤解が少なくなるように、このブログのタイトルには「文字絵」に「手描き」という修飾語を付けることにしました。「手描き文字絵」ということばは造語ですから、今のところ、一般に使われているわけではありません。
 ここでは、この「手描き」ということ点を強調したいと思います。筆跡が一人ひとり違うように、「へのへのもへじ」を描いてもみんな違う顔になる、個性が出てくる、ということがとてもおもしろいのです。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの作曲家文字絵ワークショップでも、同じ作曲家を描いても子供たちの絵は、かわいかったり、ベートーベンが火を噴いていたり、驚くほど多様でした(色を自由に使ってもらいました。ハガキ大の額縁シートに描かれた作品の一部を、下に示しました)。
 自分の個性が出て、描くたびに違う絵になる、それでみんなが楽しめる、文字絵には、そんな可能性があるのではないかと思います。久々に絵を描いたわ、という年配の方も、とても楽しそうでした。090305
 研究所は、新しい文字絵作品を創るとともに、おもしろい遊び方やゲームなどをご提案していきたいと思います。
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