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2009年5月31日 (日)

没後200年 : ハイドンの適度な刺激

 おととい頼んだハイドンの交響曲全集が、けさ届いた。さっそくCD33枚のうち最初の5枚を聴いてみた(1〜20番)。以前から買おうと思っていたが、ハイドン没後200年の今日を期して注文した。
 ハイドンはいい。安心して聴いていられる。貴族が日常を心地よく過ごすために作曲された音楽だから、いろいろ変わったことを試みているとはいっても、世界が崩壊するような不穏な感じ(例えば、マーラーの第9番のような)は全くない。
 最初の20曲で聴いたことがあったのは第6〜8番の「朝」「昼」「晩」くらいだが、番号が若いからといって楽しめないことはない。それどころか、メヌエットがない3楽章の曲も多いけれど、ザロモンセットの「軍隊」「時計」「ロンドン」あたりと比べても、気楽に緊張せずに安心して聴いていられる。これって、実はとても貴重なことではないだろうか。
 人によりけりなのだろうけれど、私の場合は、(もう半世紀以上も生きてきていっそう淡白になったのか、)以前よりもシンプルなものに安らぎを見出すようになった。(世の中、めんどくさいしがらみとか、理屈にあわない変なことが多すぎますからね。)
 ところで、交響曲第13番の第4楽章のフィナーレは、出だしがモーツァルトの「ジュピター」のフィナーレのそれに似ている。モーツァルトはこの曲を知っていたのだろうか? 
 アダム・フィッシャー/ Austro-Hungarian Haydn Orchestraの演奏はレベルが高いと思う。音がすんでいる。雨もようの今日の天気にあっていて、すがすがしかった。

Haydn0623

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